常識を教えなければならない時代 - 和人VOICE

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常識を教えなければならない時代

勝てば官軍、負ければ賊軍、あるいは「法律なんてものはその時の権力者が
作ったものに過ぎない」、時代や文化によって『常識』というものが変化する事はある。
だから、常識なんて言葉が無意味っぽく聞こえてしまうかもしれないけど、それでも
普遍な常識というものだってあるんではないだろうか?


例えば”人を殺してはならない”と言った様なものだ。

何を当たりも絵の事を、と思われる人もいるかと思うが、どうして「人を殺しては
ならないのだろうか?」・・・


茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺で昨年に起きた無差別殺傷事件、死傷者9人を
出したこの残忍な事件の容疑者である金川真大は公判で、
「(人を殺すのは)蚊を殺すのと同じ」
と供述した。


確かに私も蚊を殺した事はある、
だから、もし彼に「蚊を殺すのと人間を殺すとの違いは何か?」と
問われると答えに窮してしまうかもしれない。


でも、私には今でも思い出せる明確な恩師の言葉がある。
小学校の担任だったO先生の道徳の授業だ。

「自由とは何か?」

という授業だった。
全部を覚えているわけではないが、強烈に脳に刻み込まれたその言葉。

「他人の自由を決して侵してはならない。」

自分の自由を保障したなら他人の自由も保障しなさい、人を殺すと言うのは
相手の自由を完全に奪ってしまう事、そしてそれによって更に自由を奪われる人がいる。
肉親や身内、友達などの心の自由を奪ってしまう。


”人を殺してはならない”、「蚊を殺すのと同じ」という人間は、生きてきた中で
何故「人を殺してはならない」のかをどこでも教えられてこなかったのかもしれない。
だとしたら、彼はとっても可愛そうな人間だと私は思う。


昨今は鬱(状態)に陥る人が急激に増えている。
昔だと心の病気への認知が低く、それをひた隠しにしている人が多かったが、
今は、風邪をひいた時に病院に行くように気軽に心療内科や心理カウンセラーの
元を訪れる人が急増しているようだ。


でも、間違ってならないのは彼らは(心理療法士など)決して人の心が読める
というわけではないのだ。
これも常識、書店に行けばコミュニケーション関連の本が並びそこには
’相手の心理を操る’みたいな事があるけど、人の心なんて読めるわけがない!
本当の心理療法士というのは”人の心なんて絶対に分かるわけがない”と思いながらも、
相談に来られる方をあらゆる角度から観察して、客観的に観る事が出来る人では
ないだろうか。

そういう思いで相談者に向き合うことで驕りを持つこともなく接する事ができる。


食べ物を粗末にしてはならない、環境を大事にしなくてはならない、
人に迷惑をかけてはならない、人は死んだら二度と生き返らない、
家庭や学校でしっかりとこの常識を教えているのだろうか?


現代は、常識をしっかりと教えなければならない時代のようだ。


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